教科書や参考書を買取業者に送る際、身分証を同梱するのはなぜ?



教科書や参考書に限った事ではないのですが、買取業者に品物を送る際、身分証のコピーを同梱する必要があります。

身分証とは、例えば学生証や保険証、免許証など本人確認が行えるものです。

買い取ってもらうには必ず必要となるものなのですが、コピーではあっても個人情報が書かれた重要な書類なだけに、なぜ入れるのか疑問を感じる方は少なくないようです。

なぜ、教科書や参考書を売るのに身分証が必要となるのでしょうか?




本人確認は「古物営業法」と呼ばれる法律で義務付けられている



古物営業法という言葉、耳にした事はあるでしょうか?

かなり簡単に噛み砕いていうと、買取業者が中古品を買い取る場合に、業務に関する規則を決めた法律のことを「古物営業法」と呼びます。

教科書買取業者に本を送付する際、身分証を同梱するように指示があるのは、業者がユーザー側の本人確認を行わなくてはならないと法律で決められているからなのです。



その目的ですが、中古品(あるいは新古品)を買い取る際に本人確認を行っていれば、万が一盗品を買い取ってしまった場合にも、誰が売ったのかがすぐにわかりますし、盗難にあった方の速やかな被害回復にも繋がります。

また本人確認をしなくてはならないとあっては、盗品売買自体が難しくなるなど、犯罪を抑止する効果もあるのです。




書籍は買取価格にかかわらず本人確認が必要



上で、中古品の買取業者はユーザーの本人確認を行わなくてはならないと述べましたが、確認しなくても良い場合もあります。

実際、中古品をリサイクルショップに売りに行ったけれど、身分証の提示などは求められなかった…なんて方もおられると思います。

先にも書いた通り、中古品、新古品を買い取る業者は、売り手側の本人確認を行わなくてはならないと法律で決まっていますが、実は買い取り金額が1万円未満であれば、本人確認はしなくても良いのです。

ただ例外もあり、例えば書籍やCD、DVD、ソフトなどを買い取ってもらう場合は、買取価格が1万円未満であっても身分証を提示しなくてはなりません。

教科書や参考書についても同様に、金額にかかわらず身分証の提示が必要になります。




身分証は重要な書類 気軽に提出して大丈夫?



古い書籍をネットで買い取ってもらうには、身分証の提出が必須。

必要な事だとわかってはいても身分証はとても重要な書類であり、たとえコピーだとはいっても気軽に渡してしまって大丈夫なのだろうか。と心配になる方もおられるでしょう。

基本的に、本人確認を行う義務のある中古品の買取業者は、入手した個人情報を「個人情報保護法」という法律に則って扱う義務が課されます。

万が一、情報が外部へ漏れるなどの不手際があった場合、損害賠償責任を負う可能性もあるため、ちゃんとした企業であれば個人情報の取り扱いに関しては厳重に取り組んでいるはずです。

それでも不安だという心配症な方は、買取業者としての運営期間が長く、また取引実績の多い業者に限定して利用すると良いでしょう。